フランスワイン紀行 ブルゴーニュ編-1
11/18 12:30 Beaujolais Chènas
バスは、南へと進みリヨンを通過、いよいよブルゴーニュへと入ってきた。最も南のエリアになるボジョレー産地にやってきました。ここはクリュボジョレーのシェナだ、最も小さいクリュ
。
シェナはムーラン・ア・ヴァンの陰に隠れて、目立たないが、ワインも優れたものもあるらしい。ご存じガメイ種のぶどうから造られる。ポピュラーなのはボジョレーヌーボーですが、これはまた違う形態のワインだ!
ランチはここシェナのレストラン、"Les Platanes"へと
なかなか落ち着いた感じのお店
わりと落ち着いた色調と雰囲気
大きな窓の外は、畑が広がっている![]()
さっそくいただいたワインですが、クリュボジョレーのCHATEAU DES JAQUES 1989マグナムでたしかルイ・ジャッドだったと思います。先生(マエストロ)が、デキャンタージュをしてくれました。
メニューは・・・
マッシュルームパイ リンゴ添え
コルクも芯があり、コンディションもよさそうだ!!
鮮やかなルビー色、透明感もある20年経過だ!! タンニンも滑らか、ピノ・ノワールを彷彿とさせるニュアンスもあります。
魚料理、シトラス風味のバターと一緒に
淡白だけど、このワインには会いますね!
デザートの盛り合わせ、いちごのムース
庭には、古い搾汁機
14:00 Mâconを通り過ぎていく
コート・ドールへと入り、ポマールからボルネイの畑を望む一帯へと・・・
そこから勾配が徐々に上がる感じで、ブルゴーニュでも丘陵地になっているサン・ロマン(Saint-Romain)の製樽工場へと向かうことになった。
フランスでも名声のあるフランソワ・フレール(FranÇois Frère)だ!!
まさか、ここを見学
できるとは思いませんでした。本当にラッキー!!
フランソワ・フレールの歴史は1910年、現社長のジャン・フランソワ氏の祖父が農閑期の冬期の仕事として開始したことが創であったという。
それから、企業として革新していったのが70年代になり、急速な成長をしている。特に新世界であるアメリカにおけるワイン産業の拡大がその要因であり、ムルソーなどの銘醸地が発掘され、ブティックワイナリーにおける品質へのこだわりや品質を求める生産者の要望に叶う樽の需要が要求され始めたことがあったらしい!!
このことから、国内外でも評価が高い!!
敷地内には乾燥させている樫材がところ狭しと置かれている。この乾燥は3年間は、天日にさら
されるそうです。
同社の樽材は、フランス中部のアリエ産(トロンセのアリエ産の一部)やヴォージュ産などフランスを代表する森の樫を使っている。樽材の樹齢は120~140年というもの、この樹齢を確保できるのも同社の強みだという。
最初に
入って見た工程が、樽の内部を焦がしていました。
なんとも迫力があります!! この焦がし方も、顧客によっていろいろな要望があるらしい。そう、ボーカステルやジャブレでも様々なタイプの焦がしの種類があったなあ!! 「軽め」「普通よりやや強め」「強め」という基本の他にも4種類ぐらいあるらしい!! こうした手作業が香りやタンニンに微妙に影響を与えるんだろう!! ここ
は、結構、重要な工程だと思いますね!
樽材の裁断作業
組立作業、上部にある輪状の金具のみで補強、手際が良く早い、男ならではの仕事だ!!
焦がしを終えて
金具を補強
上蓋の取り付け
最終工程の金具の取り付けと補強
まさにボンドン型(樽型)の力強さがみなぎってきますね!!
男の仕事だ!!
完成!!
あのルロワからの注文の樽だ!! また、DRCも使っている!!
樽はこのような工程を経て、生産者に渡されるのだが、社長の樽造りのポリシーは、ブランド(有名な森ということ)を造っているのではないといっている。重要なのは樽材の品質を見極めることだと言っていました。特に素材の重要性が、品質を作用するということだ。つまり、ワインの品質への影響が大きいのだということ。だからこそ生産者の要求に応じた品質の樽を造っているのだとジャン・フランソワ氏は言っている。
樽の生い立ちといいますか、ワインにとって欠かせない樽に対しての見識的なものが、今回の見学で勉強させられました!!
次につづく
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コメント
ルルさん、こんにちは
ローヌの記事からじっくりと拝読させてもらいました。すごい
ローヌでの記事で、樽をいろいろな焼き具合によりワインを
調整されている…ほんと入念なワイン造りを感じました。
古いプジョー205がすごい周りによく合っていますね。
古さが古さではなく伝統なのだということを感じます。格好いい
ランチを食べられたLes Platanesのレストラン、すごいすてきですね。
すごい落ち着いていそうで、拝見したところ、at homeな感じで、
私がフランスに行くことになれば、住み着いてしまいそうです。
それまでにフランス語を勉強しなくては…
投稿: Edina | 2009年11月 6日 (金) 17時29分
Edinaさんいつもありがとう
樽の選び方は、生産者が独自のワインを造りだすのに、苦労されているのが窺えました。また、ぶどうのポテンシャルを生かしたワイン造りに対してのこだわりを感じました。それが、ブルゴーニュのフランソワ・フレールでの樽製作に際しての職人の理念と見事に一致していましたので素晴らしかったです。
ヨーロッパの景観は、どこでも絵になります車もそのシチュエーションにとけこんでいました。
投稿: ルル | 2009年11月 9日 (月) 22時39分